仕事をするにあたって生じる不安感
仕事をしていて生じる不安には、どのようなものがあるでしょうか。まず、新しい職場で働きだした場合には、その職場に馴染めるかという不安感や、しっかり仕事を覚えてこなしていけるかというような心配事が生じます。職場での人間関係がうまくいくかどうかも、初めは気になるものです。それらは新しい環境に身を置くことによって、多かれ少なかれ誰しもが抱く気持ちです。
その次に、働きはじめてしばらくすると、失敗したり何らかの壁にぶつかったりすることもあります。そうした際に、果たしてこの職業は自分に合っているのだろうかという疑問が生まれたり、続けていけるのだろうかというマイナスな気持ちを抱いたりしてしまうかもしれません。営業や販売などの職種の場合は、今月の目標売上を達成できるだろうかというプレッシャーからの心配もあるでしょう。ミスをして上司に怒られないか・周りに迷惑をかけないだろうかという不安感を感じながら働いている人も、大変多いようです。
また、職場で上の立場になってからも、部下がついてきてくれるだろうかという思いや、自分の指導力できちんと職場をまとめられるだろうかという不安も出てきます。さらに、体力仕事の場合は、年を取るにつれてこの職場でずっとやっていけるだろうかという心配も生じるかもしれません。
このように、働くということは常に何らかの心配事があるものでしょう。大切なことは、そうしたマイナスの気持ちが生じたときに、いかにそれを克服してうまく乗り越えていけるかということなのです。